参加したのは、堀本裕樹先生が主宰するたんぽぽ句会の等々力吟行。参加者は10数名。堀本祐樹先生、アドライフのスタッフの方、参加者の方々とともに散策した後、カフェに移動して作句、そのまま句会という流れです。
本日の兼題は「緑陰」。木陰のことですね。
ネタ集めも兼ねて写真を撮ったので、写真とともに。
大井町線の等々力駅を降りてすぐのところに、等々力渓谷への入口があります。近くには環状八号線が横切る都心ですが、「まさか、こんなところに?!」という驚きとともに渓谷への入口がぽっかりと口を開けており、一足踏み入ると、一気に別世界へ連れて行かれるのでした。
渓谷は地上から少し下がった位置にあるのですが、入ってすぐに「涼しい」と感じます。他とは少し違う空気が流れてる感じ。
渓谷の中はとにかく光と影のコントラストが美しく、鮮烈な緑と黒にも近い深い緑、白のハイライトの組み合わせは、トレンツ・リャドの絵画を思わせる鮮やかさでした。
耳を澄ますと、川のせせらぎと蝉の鳴く声が大半を占めていて、それが折り重なって、次第に自分もそこに溶け込んでしまうような感覚を覚えました。
奥へ奥へと続く渓谷は、遠くへ行くほど白みがかった感じになり、その色彩の濃淡が、まるでターナーの絵のようでした。これには感動しました。この感動を何とか写真に収めたいと思ったのですが、そううまくはいかず。少しでもその感じを出したくて加工してみたのですが、どうでしょうか。。(真ん中)
上を見上げると、木々の濃淡もとても美しかったです。緑の濃淡も美しいのですが、その緑を少し奪ってモノクロに近い感じにすると、これがまた綺麗でした(右)。
「緑陰やコントラストの美しき」
「せせらぎに蝉鳴きつれて吾混じる」
「夏木立ターナーの淡き光かな」
渓谷から少し寄り道すると、大塚古墳を訪ねることができます。古墳なんていつ以来?初めてだっけ?って感じでしたが、そこにそびえているだけで、昔の空気を感じることができたりして。古墳を昇り始めるとすぐ、肌に感じる風が少しひんやりと変わったのが印象的でした。
頂には大木が植えられており、古代のお墓を守っているかのようでした。
一応、出土したときの状態とかもあったりして。冑が胃になってたけど(笑)。
前方は小さめでしたが、ただただ土で固めた幾何学模様が、当時は人工物の象徴だったんだろうなー、なんて。
渓谷へ戻る途中、アスファルトの熱がすごくて、まるで悲鳴を上げているようでした。
「大木の墓守ありて風涼し」
「アスファルト湧き立つ熱の叫び声」
渓谷を奥へ進むと、緑は一層深く、鮮やかに。緑の葉っぱをじっと見てると、さらに上の木々が揺れて日向と日陰を繰り返し、1枚の葉っぱが、まるで緑色に燃えるかのように明るい緑と深い緑を行ったり来たり。何とも言えませんでした。
途中、由来を書いた立て看板に、針の止まった時計が埋め込まれていました。少し暗い緑を「青葉闇」として古い時計が止まっているのを詠んだ方がいて、とても素敵でした。青葉闇って使い慣れないけど、こんな感じ?(一番右)
上を見上げたら、1か所だけ葉が紅く色付いていて、そこだけ少し時間の流れが違うのを感じたり(左)。
何気なく撮った写真に、存在感のある木が移っていました。ハリーポッターとかに出てきそう(真ん中)。
暗がりから明るいところへ抜ける階段って、なんか好きです(右)。
この辺は一層暗く湿った感じで、シダがたくさん生えていました。シダって好きなんですよねー。途方もないくらいの膨大な時間が流れてきたのを感じられるので。
「緑陰の明暗かわるがわる燃ゆ」
「緑陰や古きに馳せるシダの蒼」
さらに先へ進むと庭園のようなものがあり、上まで登ると爽やかな芝生の広がる広場が。広場に隣接する茶屋のような民家で、冷たいお水が飲めました。広場でくつろいでいると、同行した方が「下で生滴り見れますよ!」と言うので、生滴りってなんじゃと思いながら行ってみると、神秘的な光景が(右)。まるで、岩から水滴が沁み出してくるような感じで、とめどなく滴り落ちる。ふと斜め上に目をやると、苔に滴る水滴が、ときおり金色に輝いていました(誇張ではなく!)。滝本の冷えた神秘的な空気と相まって、幻想的な空間を創り出していました。
「滝本の空気冷たし夏の午後」
「金色に煌めく苔の滴るや」
不動尊へ続く階段の麓の茶屋でラムネを買いました。ガラス瓶にビー玉の入ったラムネは、色も音も涼し気。ラムネって、ちょっと淡い青春の匂いしますよね。
上へ昇ると不動尊が。櫓(やぐら)の木と緑のコントラストが綺麗でした。
一応、お賽銭を投げて祈願したのですが、投げた10円玉が賽銭箱に入らず、向こう側へ落ちました。。
おまけ。きったないプラスチックの箱に入ったジオラマを撮って、ジオラマ風に加工してみました。
「ラムネ瓶ビー玉塞ぐ恋の道」
「夏シャツの朱に交わりて社かな」
散策は終わり。不動尊を出てドッグカフェへ。ドッグカフェというところに初めて行きましたが、知らない犬同士の出会いの場にはち合わせるというシチュエーションが楽しかったです。
ビールを飲み飲み、スパゲティを食べ食べ、作句。同じ景色を見てきたので、自分が詠みたくて詠めなかった句が出てくると感動。言葉の引き出しを持つこと、感覚と言葉をつなぐイマジネーションを拡げることが大切だなあ、と。
今回、以下の句で先生から佳作をいただきました。
「緑陰の明暗かわるがわる燃ゆ」
吟行の良いところは、参加者全員が、作句のもとになった情景を共有できるところにあると思いました。誰が、何を、どう感じて、どのように言葉にしたのか。そのプロセスが見えてくるようで、とても勉強になるし、何より楽しい。
都合さえつけば、また参加したいと思います。みなさま、ありがとうございました。
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撮影:iPhone 4
加工:TiltShift Generator 2.02
堀本裕樹先生の活動は以下のブログで知ることができます。
>> 堀本裕樹公式ブログ
友だちが入籍したお祝いに、親しい人たちのメッセージをiPhoneで撮影してムービーにまとめ、刻印付きのiPod Touchに保存してプレゼントした。Apple StoreでiPod Touchを買うと、無料で刻印を入れてくれるし、オプションでギフト包装もしてくれる。
iPod Touchは2万円弱で購入できるので、何人かでカンパし合えばそんなに高くない。デジタルメディアならほとんど何でも入れられるから、ムービーに限らず、いろんなプレゼントの仕方に対応できる。しかもプレゼントしたその場で体験してもらえる。時間とちょっとした技術力があれば、お祝いアプリを作るのも気が利いてるなー、なんて思った。
今年の1月末に、川崎市の実家を出て、三浦海岸の海沿いの津久井浜という駅のそばに引っ越した。最初は3カ月程度の短期で住んで次の場所に移るつもりだったのに、あまりにも居心地がいいのですっかり居ついてしまった。
家から海までは徒歩3分。窓から海が見える。
窓を開けると、夏には潮風が入ってくる。
空気がきれいで、目に飛び込んでくるすべての色が鮮やか。
夜には空や星が立体的に見えてびっくりした。
寝るときには浜辺に打ち寄せる波の音が窓から入ってくる。
自然に囲まれて生活することがこんなにも素晴らしいことだとは、正直、想像できなかった。
引っ越してすぐの頃、貯金も尽きてバイトをする必要があったので、どうせならと、地元三浦で大根農家にお世話になることにした。大変な仕事であることは覚悟していたが、畑仕事は想像を遥かに超えて厳しく、最初の日に苗植えを手伝った後、3日間動けなくなった。寒い日には手がかじかんで大根を握ることができなかったし、連日の疲労で両手とも腱鞘炎になり、毎日整骨院に通った。それでも歯を食いしばり、2ヶ月半、農家の仕事をやり通した。身体は常に限界だったけど、今まで味わったことのない爽快感と充実感で満たされた。
さらに、バイト期間中に大地震が起こり世の中は大混乱になったが、自分がお世話になっていた農家では発電機が常備され井戸水を使っていたから、いつもと何一つ変わらずに仕事を続けることができた。自然の中で仕事をしながら自然の脅威に触れ、生きていくってどういうことなんだろうみたいなことを、いろいろと考えさせられた日々だった。
MMDというのはMikuMikuDanceの略で、樋口優氏が個人で開発した3DCGムービー製作ツール。そのツールを使ったムービーのクオリティを競い合うのがMMD杯。
僕は、@kerokerokingDX さんのTwitter経由でたまたま以下の動画と出会い、あまりに素敵だったので、その他の動画も漁るように見てしまった。
【第6回MMD杯本選】Connie. | ニコニコ動画
技術がどんどん進化していき応募数も回を重ねるごとに増えていくので、受賞動画をチェックするだけでも大変だが、どれも本当に面白い。素人の手でここまでできるのか、と驚愕する一方で、並大抵の努力では行きつかないことも容易に想像でき、世の中の人の創造することへの底なしのパワーを感じることができる、非常に刺激的な場所。
今年の5月末に、約2年10カ月ぶりにWeb制作の仕事に復帰した。その間いろいろなことがあったが、まわりまわってWeb制作の現場に戻って来れたことに、本当に感謝してる。日々の仕事はもちろん大変だが、コンピュータの仕事をしながらクリエイティブなマインドで過ごせるなんて、何て幸せなんだろうと、あらためて思った。
今は、これ以上楽しい仕事は見つけられない気がする。
3.11以降、自分にできることは何かを考えてる時期があって、ちょうどそんなときに、橘川幸雄さんが主宰するリアルWebSig塾が始まった。
リアルWebSig塾は、Web関係の勉強会などを主催するWebSig247と、元ロッキングオン編集長の橘川幸雄さんがタッグを組んだ企画で、全3回のワークショップを通じて、3.11に対して何ができるかを考えていくもの。約20名の志ある人が集まり、議論を繰り拡げた。
自分自身は仕事を始めたばかりで自分のペースを掴めず、思うように時間をかけることができなかったが、この問題に正面から向き合う場を与えてもらえたことは、自分にとっては凄く意味のあることだった。年内はほとんど時間をかけられず具体的な案まで落とし込むことができなかったが、今後腰を据えてもう一度、この問題と真剣に向き合う時間を作りたいと考えていて、何かかたちにしたい。
昨年、白鵬の連勝を稀勢の里が止めてから、大相撲にのめり込むようになった。今年は八百長問題で前代未聞の激動の年だったが、解説の親方衆がこぼしていたように、結果として、相撲の内容が面白くなってきているように思う。白鵬が一人横綱を守る中、ただ一人の日本人大関だった魁皇が引退。それと入れ違うように琴奨菊と稀勢の里が日本人として新大関に続けて昇進。益々面白くなってきた。
大相撲はスポーツでありながら、日本の伝統芸能でもある。ここが相撲の面白いところであり、難しいところでもあると思う。その面白さが次第にわかってきて、日本という国を見る目が少し変わってきた気がする。何より、日本人としてすごくしっくりくる感じがあって、とてもワクワクする。ちょっとだけ大人の楽しみを知った感じ。
ここからは買ってよかったもの。
30枚入りで100円とかで売ってる透明のジップ付き袋。これのおかげで、お風呂の中でiPhoneをいじれるようになった。暖かいお湯に浸かりながらゆっくりとiPhoneをいじるのは本当に最高。いつまででも入っていられる。
100円ショップで買えるような袋で大丈夫?って心配もしたけど、水中に沈めて使うのでなければまったく問題ない。この方法をTwitterでつぶやいてくれた友人に感謝。
overdampedという会社から、iPhone/iPad向けに画集が発売されてる。一人の画家(彫刻家などもあり)に絞って、生涯に製作したほとんどの作品を網羅したもので、一つ1$。既に60個以上発売されてる。
世の中のほとんどすべての作家の作品を網羅した総合画集アプリの類もあるが、overdampedアプリの良いところは、オフラインで楽しめることと、網羅している作品の数が非常に充実しているところ。画家によっては、印刷物ではなかなかコンプリートできない作品に至るまで、結構な数が収録されている。
あと、値段がすごい。これだけ充実した画集を1$で買えるなんて、夢のよう。発売開始当初は115円だったが、その後の円高の影響で今や85円。もちろん解像度は印刷物に及ばないけれど、iPad 1台でたくさんの画集を持ち歩くことができるし、印刷物による反射光ではなく、ディスプレイの光で見る絵画は非常に鮮やかで、また違った楽しみがあることを知った。
夏に、履き心地のいいサンダルを探してた。で、いろいろ試しに履いてた中でBIRKENSTOCKというメーカーのサンダルがすごくよくて、迷わず買った。
後から調べてみたら、サンダルメーカーとしては世界的にも有名で、もともと、医療用のサンダルを作っていたメーカーらしい。なるほど、納得の履き心地。そこらへんのサンダルよりはちょっと値が張るが、履き心地を考えたら決して高くないと思う。
まともな仕事に復帰したために少しましな格好をする必要があって、たまたま見つけた横須賀中央のORIHICAというスーツ屋さんがすごくよかった。(後から調べたら、結構いろんなとこにあるチェーン店だった)
何が良いかというと、そんなに高くないんだけどいい感じにおシャレで、何より、太った人でも着れるサイズがある(笑)。SUIT FACTORYとかSUIT COMPANYとかだと、ちょっとシャレたYシャツ探そうとするとスリムタイプのしか売ってない。で、泣く泣くちょっと地味なやつで我慢するんだけど、着てみるとそんなに生地や造りがいい感じもしない。
その点、ORIHICAはほとんどの商品がすべてのサイズで揃っているし、おシャレの感じが小気味良い。ものによっては生地も結構いい感じだったりする。秋に買ったジャケットも、動きやすいしシルエットがちょっとだけオシャレでいい感じだった。スーツまわりの買い物は、来年もORIHICAでいこうと思う。
iPadのDJアプリをいくつか試してるうちに、やっぱり本格的なのがほしくなってきた。調べてみたら、今はパソコンと連動させてファイルミュージックでDJするための機材が結構充実してきてることがわかった。各社の製品を一通りチェックして、機能や価格、サイズ、重さなんかを検討した結果、Pioneer DDJ-ERGO-vというのを買った。
実はまだ買ったばかりなので大して触っていないのだけど、既に興奮気味。とにかく、これだけの機能をこの価格で実現することができ、ノートパソコンとこの1台さえあればどこでもDJできてしまうっていう。いい時代になったなあ~っていう。プロユースだったらPioneerのもう一つ上のシリーズがいいんだろうけど、ホームユースや友だち同士のパーティくらいだったらこれで十分だと思う。
以上、「今年やってよかったこと、買ってよかったもの 2011」でした。
こういうの毎年やっていったら結構いい振り返りになるかも。音楽とかTV番組とか動画とか映画とか本とか雑誌とか、そういうコンテンツ系のもいろいろまとめてみたら面白そうだけど、そこまでやると結構大変かも。これくらいでちょうどいいかも。
]]>サンドイッチ部は渋谷OLIMのお客さんが中心の集まりで、毎回テーマを設けてサンドイッチとお酒を楽しみながらいろいろな職種の人が交流を深めるという企画です。部長はOLIMの店長城澤さん。宣伝部長は写真をやってらっしゃる田中花海さん。今年始まったサンドイッチ部は、今回で5回目の開催とのこと。
今回のテーマは「らぁ油」。会場は飯田橋「赤ちり亭」。
美味しいらぁ油ってそれだけで美味しいので、それが鶏肉と絡んでサンドイッチになるなんて、想像するだけでよだれが出てきました。実際お店に入ってみると、入口から既にらぁ油の香ばしい香りがしていて、テンション上がる!お店のテーブルには既に美味しそうな食べ物が並んでいました。
メニューはたくさんあったのですが、詳しい名前は覚えられませんでした。多分、サンドイッチが3種くらい、オープンサンドが4種くらい、スープが2種、ディップが2種、デザートが1種、お酒は、乾杯のシャンパンと、生ビール、マッコリ、さらにマッコリベースのカクテル、他にも、ハイボールやワイン飲んでる人もいたみたい。あと、お店オリジナルの氷結鶏(だっけな?)。鶏手羽の唐揚げを凍らしたもので、出てきた直後は本当に冷たい。食感は、何というか、シャリシャリ、サクサクな感じで、見た目よりもずっと軽い、スナックのような食べものでした。
実は、前日に飲み過ぎて体調が万全でなく、すぐにお腹いっぱいになってしまって全部は食べられなかった上に、一番気になったマッコリカクテルに手が出せなかった、というお粗末な始末。ほんと、こーいうのは体調を万全にしていかないともったいないですよね。まじで反省。マッコリ×桃とか、ほんとに美味しそうだった。
個人的には、やっぱり、鶏肉をらぁ油と絡めてマヨネーズ的な何かと一緒にサンドされてたのがボリュームもあって美味しかったな。オープンサンドもどれも美味しかったし。あと、らぁ油ディップも良かった。ディップは2種類あって、ホタテ×エビとブロッコリー×カリフラワー。軽くボイルしたものが串刺しになっていて、そこに自家製の塩らぁ油をかけて食べる。らぁ油は、辛いというよりも、いろんな食材(多分野菜が中心)をゴマ油で揚げて煮詰めたような感じで、とてもコクのある感じでした。あとはスープが2種類あって、スーラータン(スーラータンメンのメンがないやつ)とクラムチャウダー。スーラータン普通に美味しかったな。クラムチャウダーも美味しいという声がちらほら聞こえてたんだけど、お腹いっぱいで手ぇ出せなかった・・・。
ちなみに、赤ちり亭さんはお店のつくりも小慣れていて、なかなか居心地のいい空間でした。店員さんもすごく明るくさわやかにお酒や食べ物を振舞ってくれて、とてもいい感じで。しかも、唐辛子を使ったオブジェが店内にたくさん散りばめられていて、唐辛子ってそれだけでも絵になるので、グラフィック的にも素敵な場所でした。
およそ2時間強くらいの時間だったと思いますが、料理が次々に出てきて、所狭しと並べられていって、立食パーティのお伴とは思えない豪華さでした。今回の会費は3000円だったのですが、これだけ美味しいものをお腹いっぱい食べて、美味しいお酒をたらふく飲んで、それで3000円ぽっきりとは、なんとお得なんでしょうかと、完全に飲みに行ったみたいな感想を抱いてしまいました。リーズナブルなのはとてもありがたいですが、元が取れているのだろうか、と逆に心配です。せめて4000円くらいでいいと思うし、異種間交流って言う素晴らしい特典付きなことを考えると、5000円でもおつりがくるのではないかと思います。ほんとに素晴らしい企画に頭が下がります。
大きな集まりとしては年内はこれで最後のようですが、暮れに、もう少し内輪の集まりがあるそうです。次回も楽しみにしてますので、またよろしくお願いします!
サンドイッチ部のハッシュタグ: #sandclub
≫ サンドイッチ部の活動ブログ
≫ guild bar OLIM
≫ 飯田橋 赤ちり亭(ぐるナビ)
P.S. ところで、オープンサンドは既に挟まれてないのにサンドなんすね。サンドってもしかして本来の意味違うのかな。どーでもいいか。→ 調べてみたら、サンドはそもそも和製英語だった。sandだけだと砂になっちゃう。sandclubは砂部。正しくは、もちろんsandwich。sandwichは名詞のイメージが強いけど、実は他動詞でもある。だから、he sandwiches ~ なんていう使い方も普通にある。単語としては「2つのものの間に~を入れる」というのが語源で、そこから派生して「時間と時間の間に余裕をつくる」なんていう意味もあるのだそう。なるほどね。そういう意味で捉えると「サンドイッチ部」という名前はなかなか示唆に富んだ深いネーミングですね~。オトナな部活動。
]]>実行委員長:インテリジェントネット 和田嘉弘さん
あななとWebの未来を変える1日
何が変化してきているのか
・社会
・インターネット、Web モノよりコト
・ツール
WebSigでは、長く使えるモノの見方や考え方を持って帰ってほしい
副実行委員長:技術評論社 馮(フォン)富久さん
デザイナーの国語
PAMiっていいとも!
~おもしろ法人のデザインアワー~
バーン
(表紙からカヤック全開)
講師の方は今、おそらくツイートしている・・・
でもあれはたぶんiPhone3G。
でっかいThinkPadにWindows7を入れている。
(お決まりのあれから)
「いい天気ですね!」
「そーですね!」
「みなさん、PAMiってますか?」
「そーですね!」
「ありがとうございます。それでは始めましょう」
カヤック:林真由美さん
Twitter: @barimi
元気玉、YUREX、Let It Sleepなど
社員一人一人AdWords出しているのでググってみてね
おもしろい会社、おもしろ会社、面白い会社 でGoogle1位
こえ部、Let It Sleep、とびだすカメラ、SAP(Social Application Provider)など
経営理念:つくる人を増やす。
メインはWeb制作
wonderfl、jsdo.it などもその一環
「組み合わせ」ることができる人
形とか色とか質感とか・・・
コンテンツ×マウスカーソル kakaku.com
オンラインショップ×行列 UNICRO
テキスト×位置情報 なかまっぷ
顧客対応×Twitter Softbank「やりましょう」(カヤックも同じようなことやってます)
うんこ×教育 うんこ演算(iPAdアプリ)こどもって「うんこ」好きですよね
なかなか申請が下りないので、「今日、うんこ出ないの?」みたいな
海外では却下されてしまうが、うんこがわりと市民権を得ている日本なら・・・
うんこ×音楽
「こんな組み合わせってないよね」みたいなところにアプローチできるのがデザイナ
「すべては組み合わせ」と考えるとわかりやすい
たとえば料理のために材料を選んで調理するのも同じ
素材を組み合わせて再構築する過程で「良くしよう」と意識すること
そこがデザイナの本業とするところではないだろうか
YUREX ブラウザ×貧乏ゆすり ブラクラ
貧乏ゆすりはクリエイティブな行為
→積極的に貧乏ゆすりをすることでいいものが産まれる
ネガティブをポジティブに
無駄をクリエイティブに
貧乏なのにリッチ(12000円するww)
ブラクラ:ブラウザクラッシャー
ブラウザを無限に起動する、とか
フロッピーディスクにアクセスすると「コンコン」言い出してPCが止まる(コンコンがかわいい)
ブラクラが流行りすぎてJS対策が施されたが、Flashはまだ、とか思いながら自分でいろいろ作っていた
ブラクラ自体は本来迷惑なものだが、捉え方次第で面白いものに。
ユーザのアクションに対してつながりが持てるところはどこだろう?
それは「リンク」では?リンクに何かしかけたい。
そのとき、貧乏ゆすりのブルブルとブラクラのブルブルがつながった。
「相反するものを表現する」というところにつながりそうだった。
YUREX:リンクにマウスオーバーすると、サイト自体がブルブルゆれる。
大切なことは「とにかくやってみる」こと
言葉にするのはその第一歩。例えば「黄色」と言っても結構幅が広い
KAYACデザインナーブログ
KINNECTについて実物よく知らないけど、とりあえずまずはまとめてみたり
何でもいいから、取り敢えず言葉にすればかたちになっていくのではないか
もちろんデバイスも素材!で、
PAMiっていいとも!
注意点:iPhoneとAndroidは似て非なるもの。WindowsとMacより違う。まったく別物なので、別に設計しないとうまくいかない。
iPhoneのために作ったものをAndroidに移行してしまうと、全く使いにくいものが出来上がってしまう。
期間も大事。瞬間的に楽しんでもらう一発ものなのか、長く使ってもらうものなのか。
技術的な制約もあるので、その辺も知っておかないと、いざやろうとするとできない、みたいなことも。
寝言録音:iPhone×睡眠
寝る直前てどんなだろう。もう暗いかもしれないし、あまりビカビカしたものはいらない、ので、暗いトーンにした。
「新しいものを素早く自分の素材にする」ことが大事
プラットフォームも素材の一つ
Twitter、Facebook、USTREAM、Myspace、Flickrなど・・・
外人の間で俳句が流行っているみたいなので、それを捕まえてFlickrに、とか
ドアノブのかたちは本当にこれでいいんだろうか、と考えてみる
例えば、Yahoo!と同じにしましょう、って言って安易に安心しちゃだめ
それだと面白いものが作れなくなっちゃう
例えば昨年のカヤック求人サイト
最初のFlashページで、Skipを設けない(Loadingを兼ねる)
「記憶に残る」がテーマ
好きな「言葉」を入れると、それに応じたコンテンツが表示される
そうすることで、少しでも記憶に残る、のではないか
そういうことを意図してデザインする
「Webデザイナー」って何だろう?
昔はWebで表現できる人、だったけど、今は違う
iPhoneアプリ作ったら、リアルな世界でも使えたりして、ブラウザの枠を飛び出している
グラフィックっていう意味では、質の高いデザインテンプレートがたくさんあったりして
デザイナがいらなくなっちゃう、みたいな不安もあったりするが
で、PAMiっていいとも
素早く柔軟に対応していいこう
面白いものをつくる
エンジニア鎌倉移住キャンペーンやってます
デザイナー、マークアップエンジニアも対象(年内)
PAMiってる人いたらぜひ紹介してください
マンガ名刺すべて私が作っています。名刺交換したい方はぜひ休み時間にきてください。
デジハリ大学1年生「Androidアプリで苦労したこと、期間など、具体的なことをきかせてほしい」
「エンジニアとの絡みって?」
Flash Jobsもよろしく~
あらいなおひでさん(47)
アマチュア無線→パソ通→リクルート→IMJ→現在
わかることは何か?
わからないことは何か?
この20年で変わったこと
・参加人数がすごく増えた
・コストがすごく下がった
ポイント
1:日本にいる限り、客数は減り、労働者母数(ライバル)は増える
2:個人は、イヤでも自由な方向へ
→必需品を作る巨大企業と、個人的なクリエイティブクラスに2極化する by Drucker
条件を見る限り、日本の規模的な経済成長は難しい
東京造形大学非常勤講師 佐藤好彦さん
算数とは、独自の世界
たとえば、3+4=7 これが世界共通で誰にでも伝わる
閉じた世界があり、その中で普遍的なルールがある
そこが、デザインが求めるものに似ている
イコールで結ばれている、異なるものが同じである、というところにも重要な意味がある。
モネの「つみわら」を、逆さに見る カンディンスキー 抽象画を描き始めた人の一人(ちょうど展覧会をやっている)
「何の絵だかわからないけれど、きれいだな」と思った
つまり、絵画とは、色と形の組み合わせであり、それだけで美しさにたどりつける、そして抽象画を描いてみた
ジャクソン・ポロー ペンキをバシャっとぶちまける、で、カッコイイ
カンディンスキーは考えた。
どうすればかっこ良くなるのか。必然性が必要ではないか。それぞれにアイデンティティがある。
→「内的必然性」
では、デザインにおける内的必然性はどのように考えることができるか
たとえば、ばらばらと2色のプレートをばらまく。これは「無秩序状態」
次に、黄色を左、赤を右にわける、というルールに従って動かす
さらに、2列に並べる
これらのルールが、見ている人に伝わる
今、意識して、努力した。そこに、デザインが産まれる、構造が見えてくる
一旦、単純化して考えること、が大事
たとえば法律もルールの一つだが、一番重要なのは物理法則だと思う
目に見えないけど、誰もが感じている
作った人の法則が見えてくることによって世界が作られ、それがデザインの質に関わる
いろんなデザインの本があります。たとえば、黄金比とか。
実際、黄金比の四角を見て美しいと思うか? →結局、四角が美しい訳ではない
一般論としてのデザインのルール を追求しがちだが、本当に重要なのは
自分自身のデザインのルール や、
一つの作品を構成するルール。
それらを追求する中で、最終的に一般論としてのデザインのルールにたどり着けたら素晴らしい
そういうことを大事にしていくべき
つまり、自分でルールを作り、それを守っていくということ
3+4=7 において、「イコール」が重要なんではないか
何かと何かが等しい、あるいは似ている
たとえば親父ギャグ。ことばの音やリズムが似ていることを遊ぶ。
人はそれをなぜ楽しむのか
たとえばリップスライムの楽園ベイベー
常夏とココナッツをかける(韻を踏む)
似ている、というだけで、そこに気づくことができ、伝わる
実は音楽も同じ。ジャンベルというアフリカの楽器がある。
適当にたたくと、何も伝わらない
しかし、そこに同じパターンの繰り返しを入れると、「同じもの」というのがわかり、伝わる
それはすべての制作物に共通する
たとえば建築物もそう。同じパターンを積み重ねることによって、人間に伝わる
まず、バトンを置いてみる
そこに、適当に板を置く。これは伝わりますか?
では、こうしてみたら(端を合わせる)、意図が伝わるか
言葉があると認識できる、という機能があるため、右揃い、左揃いは伝わりやすい
しかし、真ん中揃いは少しあいまいで、わかりにくい
20世紀のデザインでは、真ん中揃えは嫌われてきた
素人にデザインさせると、よく真ん中揃えが使われる傾向があるが
あるデザイナーが「真ん中揃えはやめようよ」と言い出し、それがわりと尊重されてきた
右揃えの赤い板に加えて、同じ距離で右揃いに黄色い板を置く。これも伝わる
さらに赤いバトンを同じ距離で端をそろえて置いていく
さらに長いバトンも右揃えに等間隔で置き、バットだけ、やはり右揃えで半分の感覚のところに置いてみる。これも、伝わる
そして、ラインが見えてくる。書いてないけど、見えてくる
それが背面の構造。
音楽も同じ。リズムにのって、体を動かしてもらう。急に止めると、体が少し動いてしまう。
これは、リズムを奏でている一つのルール(背面の構造)が伝わっているから。
「見えないものを、見えるようにする」 パウル・クレー
この、背面にある見えない構造をいかにして作っていくかがデザインにとってとても重要
サイコロを振るということは、「何も意図しない」ということ
構造が見えてくると、面白いと感じることができる
たとえば、色であったり、位置であったり、書体であったり
何をそろえていくか
数学に戻って
たとえば、円に内接した台形のある角度がわかっているときに、
その対角線上にある角の角度を求める
補助線がないとこれはとても難しい問題になるが、
補助線が一本加わることで、構造が見えてくる
デザインの構造を見せるときも同じ
背面の構造に気付いてもらうために、補助的な役割のデザインを割り当てる
よく「センス」があるという
この中の多くの部分は、実は因数分解できる
つまり、表向きに見えているものは限られているが、背面にある構造に気付くことで、センスの理由がわかる
こういう仕組みづくりをしていくときに、自分の中のルールを作っていくことでやりやすくなる
自分がやっていることを、できるだけ単純化して、なるべく言葉にする
他の人のではなく、自分のやっていることを言葉にするのが重要
そうすることによって、自分の持っているものが自分のノウハウになる
デザインを学ぶときに、よく、他人のデザインを学びがちだが、
自分のデザインの中で行っていることを分解して言葉にすることによって、多くの学びを得ることができる
人間がものを作るときに、どういうことを考えているのか
音楽にしろ絵にしろ文学にしろ数学にしろ、共通のパターンがあるはず
デジタルメディア研究所 橘川(きつかわ)幸夫さん
社会とは何か
何が始まって何が終わったのか
自分は、70年代ですべてを見て、そこで終わっている。既に抜け殻です。これから抜け殻が話します。
1968年、国学院大学入学、文学部、文学の同人雑誌を作る
当時、同人雑誌はとても流行っていた
しばらくしてミニコミが出てきた。同人誌は何だか古く感じた。で、ミニコミを出した。
そしてふと思った。同人雑誌とミニコミは何が違うのか。
やっていることは同じだが、概念が違う気がする。
同人誌は同人という「人」が主役。ミニコミはメディアという「場」が主役。そこが違った。
JAZZやクラシックなど、芸術家は「同人」。それに対して、ロックはライブハウス主体の「メディア」だった。
テクニックや芸術性ではなく、その場を共有するのがロックだった。そこが同人とメディアの決定的な違いだった。
次にマンガ評論家になった。渋谷陽一とロッキングオンを創刊する。
昔はインターネットのような情報メディアがなかったから、大人とこどもの世界に大きな隔たりがあった。
だから、大人になるということには大きな覚悟が必要だった。
ロッキングオンを初めて新宿の紀伊国屋に置いた。こんなに売れたことはなかった。これが72年。
メディアを持続させるためには金が要るが、すべてを売り切る無茶な計画だったので、赤字続きだった。
それまで活字だったが、写植がでてきて、写植を習いに修行に行った。
活字と比べて写植は、技術が要らない、場所が要らない、そして写植が拡がっていった。
そういう、古いものが壊れて新しいものが出てくる瞬間は、価格が決まっていないので儲かる!
しかしその後電算が出てきたため、写植は10年で衰退した。
写植は、73年から81年までやり、一番いいときにやった。
こんなにラッキーなことはそうは起こらないと思っていたが、
80年代に入って、もう一度同じようなことが起きた。それがコンピュータ。
当初は、動けばお金がもらえた。20秒200万とか、破格だった。
同じことが、また起きた。それが95年のインターネット。
世の中がホームページを作り始めたが、日本に作れる人がいない。
その頃は1ページ50万。一番賢いのは、儲かるときだけやってやめた人たち。
つまり、儲けるコツは、初めにやるということ。
ロッキングオンは4人で始めた。1、2、3号とやって、まだ会社でもなかったのに、
凸版の取り次ぎが奇跡的にできてしまい、4号から全国販売になった。
雑誌に共感した人も集まってきたが、金はない。十数人集まった人たちも次第にやめ、結局4人だけが残った。
何か始めるなら4人がいい。あと「面白い」と言って集まってくる人は信用しない。
最初に始める人は、本当にそれがやりたくてやってるが、面白いと言ってくる人は、
面白いからくるだけで、本当にやりたいわけじゃない。面白くなくなるとやめてしまう。
ビートルズも4人。それぞれ違う。5人だとうまくいかない。4人なら麻雀もできる。やっぱり4人がいい。
ロックはメディア、場。ギターもベースもできないけどロックがやりたくて、言葉でやることにした。
音楽を外したロックをやろうと思った。そして、ロックを外した投稿雑誌「ポンプ」を始める。
投稿雑誌は投稿で作るので、創刊号が作れない。
ネットワークは、つなげるやつをつなげる。組織できるやつを組織する、ともいう。
1年かけてロッキングオンで投稿を集め、3ヶ月何もなくても刊行できるだけのネタをためた。
すべての参加型メディアで一番大事なことはここ。自由にできますよ、って言っても実はできない。
ゼロから作れるのは芸術家だけ。でも、普通の人にもレスポンスすることはできる。
これをセルモーターと呼ぶ。やらせではうまくいかない。すぐにばれてしまう。
生の声、生のネットワークを用意して、そこに参加したい意思が集まって、そしてメディアになる。
これからのメディアは、間違いなく参加型になっていく。一部の偉い人が決める世界にはならない。
72年から機械(写植)で書くようになったが、そこで、手で書くのと機械で書くのと何が違うか考えた。
手なら、何でもかける。まったく自由。機械の場合は、フォントの組み合わせでしかないから、つまりコラージュでしかない。
このネットの時代、オリジナルはない。すべてはレスポンスであり、コラージュでしかない。音楽もそう。リミックスでしかない。
オリジナルなものを作りたかったら、アナログな世界に戻るしかない。
昔は世界がばらばらだったから、何か変なことをやって目立つ必要があった。
今は違う。すべてはつながっている。その中では、誰もが思うことを他の人よりもちょっとだけ早く表現することが求められる。
他の人と違うことは受け入れられない。そういう人は、ネットワークから外れてください、ということになる。
日経BPから、「インターネットはもうからない」という本を出した。
その頃日経BPがインターネットはもうかる、と言っていたから、ちょっとイヤミを言いたかった。
この本で言っていることは、インターネットはビジネスを超えるということ。
近代のビジネスは、間に入る、という時代だった。だから、なるべく大きくやることが重要だった。
インターネットは逆。中間を外すことがテーマ。だからビジネスにならない。儲からない。
インターネットで一番大事なことは「発信者負担」。
昔は、受信者が負担していた。
今のインターネットでは、プロバイダー料払って、通信端末買って、パソコン買って、身銭を切って表現する。
原稿料をもらって発信する手段ももちろんあるが、表現者としてどちらが正しいのか、と思う。
原稿料をもらって表現する人よりも、身銭を切って表現する人、表現したい、という人の方が情熱として上ではないか。
これこそ、参加型社会だと言える。これがこれからの社会。
みなさんWebをやってらして大変でしょう。
編集者というのは、実はすごく地道な作業だったりする。
目に見えるものはいいが、目に見えない作業がたくさんある。でもこれはお金にならない。
日本の企業は、目に見えないものにお金を払わないし、価格をつけない。
たとえば、「企画」という項目はあっても「企画費」という項目はない。
今めちゃくちゃ面白い企業、福岡の「リーフラス」
この10年間、毎年30人の新卒を集めて、現在300人を食わしている。
今、30人の応募に対して1万5千人が集まる。九州ではリクナビで第4位。でも誰も知らない。
よく、一芸でスポーツやってた人を営業にまわすつもりで採ったりするが、
実は本当に打ち込んできた人はピュアなのでそういうことできない。30くらいで壊れちゃう。
この会社は、スポーツやってた人を集めて、故郷に返す。
で、毎日20人ずつ、1週間で100人の面倒を見て、それを毎週やって、月に6000円の月謝をもらい、一人で60万稼ぐ。
300人の社員で、2万5千人の会員を抱える。
年に1回の会社イベントに1万5千人が参加し、それでボーナスを払う。
実働1時間。残りの時間は地域貢献に使う。
この会社はすごいんです。会社がなくなっても、誰も困らない。社員全員が100人の顧客を抱えているから。
これが新しいソーシャルビジネスのかたち。
100人から6000円ずつもらえばまわる。
さらにその会社が、国際ビジネスを始めた。留学生を採用して、故郷に返す。
まったく同じ構造で、初期投資なしでビジネスがまわる。
仕事が終わったらネットミーティングする。インターネットを使っている。
インターネット「を」使うことが大事。インターネット「で」じゃない。
これからは個人対組織の時代。
これからは、本当の意味での個人ができる。
今まではバラバラだったから、目立つ必要があったが、これからは素の自分でいい。
ARに対抗してBRを企画中である。
働くっていうことはどういうことか。
これからは、人格を統合する時代。仕事も、遊びも、学びも、すべて統合される。
深呼吸と同じで、これは繰り返される。開く時代と、統合される時代。今は統合される時代。
人間、結局誰と付き合ったかなので、付き合う人を選ぶことが大事。
人間、すべての人と付き合えるわけじゃない。
Webは書籍の電子化、電子書籍はWebの書籍化。
PDF Readerと同じ発想で、HTML Readerを作る。見えるWebから、読めるWebにする。
300冊自炊してみた。もう読んだ本はあまり意味がない。
読みたいと思って買ったけど読んでない本を入れておくと、自分だけの本屋ができあがる。
旅行に行って、好きな本が読める。新刊もいいけど、ここが電子書籍のいいところ。
今、会社が崩壊している。
昔、地域が崩壊した。
ストリートミュージシャンがたくさんいるが、この時代では、東京に来てデビューを狙ってはいけない。
地元で、毎月6000円を払ってくれる100人の顧客を見つけるのが、これからのやり方。
量の争いにしてはいけない。
質の争いにしなければならない。
SNSは、「してあげる」発想ではだめ。
参加する人の意思が必要。仕組みがあるだけじゃだめ。一緒にやる人たちが必要。
「Web2.0という、みんなで幸せに、という流れがあったが、今の時代はどうなのか。」
「これからのヒントはないか?」
時間的に、受けることができませんでした。
会場がとてもいいところでした。
廃校になった小学校を利用しているのですが、比較的のどかな場所に建っていて、気持ちのいいところです。
日頃の喧騒から離れて、こういうところで授業を受けるというのも、たまにはいいな、と思いました。
今回受講したデザイナークラスは、なかなか良かったです。
振り返ってみると、「見えないものに気付く」というテーマで、実は一貫していたことに気付きました。
デザイナーときくと、どうしてもグラフィカルな仕事をイメージしてしまいますが、
実際には、もっと思想的な分野であるということがわかりました。
これを「デザイナー」と呼ぶべきなのかどうかまではわかりませんでしたが、
背後にあるルールに気付き、それを見えるようにしたり、
ルールを言葉にし、それを意図的に表現してみたり、
異なるものに共通点を見出し、それをつなげてみたり、
世の中の現象の道理を探り、そこに観点を与えたり、
そういったことを行う人、そういったことをする能力というのは、
いつの時代も、世の中をわかりやすくするためにとても重要なことだと思いました。
自分はデザイナーになりたい、とは思っていませんが、
見えないものに気付く人でありたい、とは、強く思いました。
以上。
]]>これまで唯一聴いてたくるりのアルバム「TEAM ROCK」は
3rdアルバムで、その後に既に6枚もアルバム出してたんだな。
オススメされた「図鑑」を早く聴きたくてウズウズ。
ゆらゆら帝国はすげー作品たくさん出しててびっくりした。
多分全部聴くことになるだろうな。
Ogre You Assholeは「ヘッドライト」に衝撃を受けて
それだけで全部借りてきたけど未知数。
でも今YouTube流してる感じだと、全部良さそう。
最初は「オグレ」って読んじゃったけど「オウガ」です。
Perfumeの「⊿」は当然「デルタ」だと思ってたら
「トライアングル」だった…。…そーだよね。
斎藤和義とトライセラはまだベスト盤しか聴いたことなくて申し訳ない感じ。
次回以降、少しずつ攻めていこう。
何気に中村一義のソロアルバムを1枚聴いてなかったことにびっくり。
これは掘り出しもんだ。得した気分。
100s(百式)のフラワーロードもやっと借りてきたし、すげー楽しみ。
フジファブリックは実はシングルを全然持ってなくて、
だからアルバム未収録のカップリング曲を全然知らない。
デザートみたいにとってあるけど、そろそろ聴かないと。
さぁ、まずはひたすら取り込まなきゃ。
100s
・世界のフラワーロード
中村一義
・90's
斎藤和義
・Collection "B" 1993~2007
奥田民生
・BETTER SONGS OF THE YEARS
チャットモンチー
・表情(カップリングコレクション)
東京事変
・スポーツ
Perfume
・⊿
ゆらゆら帝国
・Sweet Spot
・1998-2004
くるり
・言葉にならない、笑顔を見せてくれよ
・魂のゆくえ
・ワルツを踊れ Tanz Walzer
・NIKKI
・アンテナ
・THE WORLD IS MINE
・図鑑
・さよならストレンジャー
・ファンデリア
・僕の住んでいた街
・くるり鶏びゅ~と
Ogre You Asshole
・浮かれている人
・フォグランプ
・しらないあいずしらせる子
・アルファベータ vs. ラムダ
木村カエラ
・5years
・Ring a Ding Dong
SPECIAL OTHERS
・PB
やくしまるえつこ
・神様のいうとおり
TRICERATOPS
・WE ARE ONE
・MADE IN LOVE
・Shake Your Hip!!
SONOMI
・S.O.N.O.M
サンボマスター
・きみのためにつよくなりたい
いずれもキャシャな感じの3人組の女の子バンドでした。
前のバンドの演奏が終わってからも、ギターの女の子がしばらく
チューニングしてました。
そして、何も言わずに演奏が開始されます。
はじめは、単純なギターフレーズをルーパーに入力しながら重ねていって、
ウネウネした感じのベースラインを作っていきます。
それをしばらくやった後、突然ドラムが入ってきます。
完璧な4つ打ちのバスドラに、少しずつ16ビートのハイハットが乗っていきます。
このドラムにまずしびれました。この人すごい。
まるで打ちこみのような激しいハイハットを、リズムを乱すことなく、ひたすら打ち続けます。
左右に頭を振って長い髪を振り乱しながらひたすら打ち続ける様が本当にカッコいい。
さらにそこに、ギターとベースが少しずつ音を乗せていって、
大体1曲10分くらいでしょうか、ひたすらミニマルなグルーブを作り続けます。
曲が終わりに近付くとドラムやギター、ベースの音が少しずつ減っていって、
最後はルーパーの音だけになり、それをギターの女の子が少し捻りながら
停止させるという、そんな演奏スタイルです。
こんな調子で無言のまま3曲くらいやると、
最後にギターの女の子がスタンドマイクに向かって(ちょっと背伸びして)
「ありがとうございました、にせんねんもんだいでした」
ってかわいい声でぼそっと言ってそのまま去っていきました。
にせんねんもんだいは1999年に結成されたスリーピースのガールズバンドです。
「二千年問題」と漢字で打ってしまうとまったく情報が出てきません。
「にせんねんもんだい」または「Nisennenmondai」です。
一応Wikipediaがあります。
にせんねんもんだい(Wikipedia)
ノイズミュージックと呼ばれる音楽をやっているようですが、
サイケと言われることもよくあるようです。
僕にはミニマルミュージックに聴こえました。
海外での評価が高く、海外ツアーや海外公演を数多くこなしています。
ミニアルバムを集めたアルバムがアメリカのレーベルからリリースされています。
公式ホームページはこちら。
nisennenmondai
自ら「美人レコード」というレーベルを作っていて、
そこから楽曲をリリースしているようです。
ディスコグラフィを見る限り昔の作品は自主制作なので、
現在手に入るかどうかはちょっとわかりません。
美人レコードのオンラインSHOPがあり、ここで作品を購入することができます。
bijin record
正直、このサウンドの魅力は低音がヴォンヴォン唸るような大音響で聴かないと
伝わり切らないと思いますが、それでも何とかこの衝撃を伝えたいので、
少し動画を紹介していきたいと思います。
YouTubeでは、「にせんねんもんだい」または「Nisennenmondai」で検索すると、
ライブ音源がいろいろと出てきます。
どちらかというと「Nisennenmondai」でたくさん出てきます。
これはかっこいい。UKの「UPSET THE RHYTHM」プロモートによるライブの映像。
知っている方にはわかるかもしれませんが、途中、
Jeff MillsやSuegeonのような、ミニマルテクノに近いサウンドを出してます。
これもいい。2009/4/11(土)@梅田Shangri-la(大阪)。
SquarePusherを彷彿とさせるブレイクビーツに近いノリの曲。
激しいドラムとベース音が気持ちいい。
曲の後半ではグラムロックのような分厚い音も出してます。
ドラムスの姫野さやかが、contact Gonzoというパフォーマとセッションしたりしています。
@東京芸術芸能見本市/インターナショナル・ショーケース。
やはり、ドラムスの能力は他でも認められているようです。
これもカッコいい。
この曲は昨日の京浜ロックフェスでも流れていたと思います。
@GRAMAPHONE, LONDON / MON 25 FEB 2008 / PARADISE BUILDING AND BUILDING。
この映像には、インタビューに答える3人が映っています。
「サイケデリックと言われるが、サイケがよくわからないので」と申しております。
こうやってみると、至って普通の地味な女の子たちです。
これはちょっとコミカルでポップな感じの曲です。
このベースラインはSusumuYokotaの楽曲の影響を受けているのでしょうか。そんな気がします。
映像はなく、プライベートな感じの静止画が何枚か映っています。
同じ曲だと思いますが、こちらはライブ音源。
@Cafe Mono, Oslo July 3, 2010。
決して上手いわけじゃないんですが、
リードギターの音の出し方にセンスがあるなぁと思います。
あ、この曲、昨日の京浜ロックフェスの1曲目だ。
そっか、後ろのつまみを捻って作ったような音は別のマシンで出してますね。
これをいきなり聴いて、超コアなミニマルテクノだったので衝撃を受けました。
20分ある長い曲なので、お好きな方は通しで聴いてみるとその魅力が伝わるかもしれません。
続きの動画↓
続きの動画です。
やはりYouTube動画ではこのバスドラ~ハイハットが入ってくる興奮が伝わらないですね。悔しい。
これもかっこいい。@Shibuya O-nest 2004。
ここからは Jazzjuice2008 4連発です。聴き応えあります。
@Elektronisk Jazzjuice in Aarhus, Denmark, July 19, 2008
サイケと呼ばれる理由は、おそらく「テッテッテッテッ…」って鳴らす
ギターの音やベースの音にたまにそれらしい音が混じるからだと思いますが、
サイケで括ってしまえるバンドではない気がします。
以上、少しでもその魅力を伝えられれば、と思い
いくつか動画を紹介させていただきました。
まだまだたくさんライブ動画が上がっていますので、
興味のある方はぜひ検索してみてください。
10/19~26は"UK & Scandinavia tour"ということで海外をまわるようです。
11/3(水)には吉祥寺club seataにて「風呂ロック企画★★★いっきvol.1」に出演する模様。
これは行ってしまうかもしれない。
しかし、どういう化学反応をしたら
女の子3人組がこういうサウンドを出せるようになるのか。
本当に魅力的なバンドです。早くCDを聴きたい。
「たった30の質問だが、どちらを選択するかで、確率は10億分の一。
今のソフトバンクは、その結果」と孫さんは言っています。
◎は孫さんが選択した(と思われる)選択肢です。
自分が聞いてて大事だと思ったことをメモしていますが、
もしも内容に誤りなどあったらすみません。
A 独占契約を締結し、安定売上確保 ◎
B 締結しないで資金を残す
相手はハドソン。
売り先の口座確保。
どっちみち仕入れに必要な5000万なら生きたお金。
固定費500万を10カ月垂れ流すより良い。
A 部分撤退し立て直す ◎
B 撤退
出版事業へ参入(1982年)
PCソフト流通事業との2本柱
8誌中7誌が赤字(2億の赤字)
3か月で黒字化できない雑誌は廃刊
事業は自分の子どもみたいなもの、片足を失ってでも死なせない
半年後、1誌を除いてすべて黒字化
赤字の1誌もリストラせずムックを成功、黒字化
23誌に拡大して事業部全体が黒字化
A 療養に専念し、早期復帰
B 病を押して、経営に専念 ◎
実際には両方のMIXだったが、
あと5年の命と言われる中、
病院を抜け出して、大事な会議にはすべて参加した。
A 去る者は追わず
B 懸命に留意する ◎
ソフトウィング事件
A 既存事業をより強化
B 減益になっても参入 ◎
A 応分に負担
B こちらで負担 ◎
マイクロソフト ロス・ペロー
ソフトバンク上場前に数10億を個人で借金して背負う
A 投資すべき ◎
B 投資しない
100回に1回は投資するときがある。
先行きが悪くなる赤字なのか、良くなる赤字なのか。
いい赤字が、100回に1回ある。
Yahoo!がその事例だった。
Yahoo!Japanは60%、
イギリス、フランス、ドイツは30%出した。
売上は1%だが、99%の時間を注ぎ込む。
A 強敵とJV
B 自前で対抗 ◎
ebayに対するヤフオク。
アメリカでは負け、日本では買った。
A 危機の克服に集中
B 売却先を探す ◎
時価総額2000万で3000万(ZIFF DAVIS、COMDEX)の買収をした。
危機の克服に集中するか、インターネットに集中するかの選択。
出版もソフト流通も既に興味がなかった。
売却してインターネットに注ぎ込みたかった。
キングストンも。3社で5000億突っ込んで全部安く売った。
それでもインターネットに注ぎ込みたかった。
上場直後に、これから10年は利益度外視を公言。株価暴落。
A 継続する
B 解消する ◎
ナスダック撤退
スカパー ルパートマードック×孫正義で創業。初代社長は孫正義。
テレビ朝日などから拒絶反応があり即刻朝日新聞に買収額で売却。
A 借り入れ・増資で資金調達
B 戦略事業以外を売却 ◎
Aを選択したができなかった。泣く泣くBを選択。しかし正しかった。
1年で1000億近い赤字を4年続けてしまった。泥沼に近い。
そしてブロードバンド事業に専念した。ソフトバンクの最大の危機だったと言っていい。
Yahoo!Japan以外、売れるものは全部売った。
A ネット事業縮小・撤退
B さらにネット事業を強化 ◎
ソフトバンクの株価も100分の1に。無茶苦茶。
マネーゲーム ペテン師 嘘つき 泥棒 バブル男 犯罪者 ヤマ師、etc...
ソフトバンクの株主総会史上最長の6時間。最後まで真っ直ぐ説明した。
最後は3分の1以上の人が泣いた。
おばあさんが、旦那の残した1000万の遺産をすべてソフトバンクに注いだ。
あなたの夢を信じたから。しかし悔いはない。今日のあなたの話しを聞いて、
悔いはないと思った。信じているから頑張ってください。
ソフトバンクのピークの時価総額は20兆円だが、その10倍で返したい。
契約ではなく、心意気。目的のために手段を選ばずではいけない。
A 小さくスタート
B 大きく投資し市場をつくる ◎
110回に1回は小さくスタートするが、10回に1回は勝負に出る。
ブロードバンドへの挑戦。
当時、先進国で一番遅くて一番高かった。それを変えたかった。
A 継続する ◎
B 撤退する
ブロードバンド事業。当時3割の境界線を越えていたが、撤退しなかった。
当時は99%ブロードバンド事業に集中。
3日で100人の人材を集める。人間なら誰でもいい。それがYahoo!BB
徹夜を続けて2001年開業、3日で100万件の申込み、開通せず苦情が殺到。
株価が100分の1に落ちた年に始めた。
莫大な費用、お客様、総務省、NTT、四面楚歌。ペテンはげ。
深夜に作業したいがNTTに入れない。エンジニアを10人引き連れてガードマンと大喧嘩。
結果的には入ってしまった。警察に捕まらなかったのが不思議。不法侵入。
NTTは不可能だ、ADSLのような腐った技術は使わないと社長が公言したが、
2009年には、日本は世界で一番安くて速いブロードバンド環境となった。
A 報道リスク回避
B 顧客への説明を最優先 ◎
約452万件の顧客情報が流出、恐喝事件へ発展。
悪に屈しない、ウソをつかない。
反対を押して社長自ら記者会見を開き2時間15分質問に答えつくした。
逃げないことが大切。
それまで社員に関して性善説で運用していたが、性悪説に管理体制を変更。
A 一気に採用し、事業拡大へ ◎
B 徐々に採用し、リスク回避
Yahoo!BB社員1700名のときに3000名の新卒採用(2005年)。
まだ大赤字を出していたとき。
情報漏洩は派遣社員から発生した。
だからロイヤリティの高い正社員にシフトした。
A 本業以外には手を出さない
B 必要な投資として実施 ◎
買収して3年は失敗だと思っていた。毎年2、30億の赤字。
買収した一番の理由は、携帯事業をやると決意していたから。
つまり、ソフトバンクの名前でBtoCをやることを決めていたから。
ソフトバンクというブランドを一般消費者に浸透させる必要があった。
が、しかし、こうなると(優勝すると)、経営戦略は関係ない。
手放しません(力強く)。
A 自前での展開
B パートナー戦略 ◎
この希望でパートナー戦略を進めているのはソフトバンクくらい。
普通は自前主義。
A 規制を遵守
B 戦う ◎
2000年~何度も携帯事業新規参入を申請
2004年、総務省を提訴。総務省出入り禁止になる。
2005年、1.7グガヘルツ帯への参入が認められる。
大臣、局長を相手に怒鳴り机を叩く。
当時の総務大臣が麻生さん。
A 買収すべき ◎
B 買収すべきではない
100回に98回は下がらないと買わないが、
100回に2回は減益が止まる、あるいは逆転すると考えて買う。
ボーダフォンジャパンの事例。2兆円払っちゃった。
買ったあとにアンケートしたら、3分の1が解約する。
買収の事実を事前に公にできなかったため、アンケートのしようがなかった。
MNP後に安く買いたたく
A 行うべき ◎
B 行うべきでない
ボーダフォンを買収するのではなく、自前で参入もできた。
総務省を訴訟してイーモバイルと同じ電波を得た。
携帯事業参入3つの選択。自力、他社買収、MVNO。
A 株式交換で買収
B 現金買収 ◎
欧米のほとんどが株式交換で買収。
2兆円の現金買収は日本史上最大。アメリカを含めても史上2番目(当時)。
A 相手企業を尊重
B 一気に融合 ◎
最初の頃はすべてAをとった。
しかし、ジフデービス、コムデックス、キングストン、日本テレコム、青空銀行、全部失敗した。
契約上は、ソフトバンクはソフトバンクモバイルに対して債務保証をしていないが、
実際にはそうはいかない。不退転の覚悟。経営に対する責任。正しいと思うこと以外やらない。
妥協しない。仲良しくらぶにしない。
A 実施すべき
B 実施すべきではない ◎
本当にやばいときはやるべき。会社を生き残すことが先決。
しかし、その最後の判断は滅多にやってはいけない。
A 利益確保のため行わない
B シェア確保のため行うべき ◎
毎回やっていては会社がもたないが、要所ではやるべき。
ただし、滅多にやっていいことではない。
A 条件の厳しいナンバー1 ◎
B 組みやすい相手
マイクロソフト、シスコなど。
A 業界慣行として従う
B いかなる場合でも断固否定 ◎
100年間天下りは受けません。
A 目標として掲げるべき ◎
B 具体的な目標を明言すべきではない
無責任ではいけない。
昔から大ボラを吹く癖があるが、
今まで、大きな大ボラで実現させなかったものはない。
すべて予定期限より早く実現してきた。そういう自負心がある。
19歳の時に、1日5分働いて100万稼ぐ、そう明言した。
先に公言する。追い込んで、そして達成する。
絶対にやるという決意と、絶対にやれるという自信で公言する。
背丈を越えるものを大ボラという。しかし自信の範囲だから公言できる。
抽象論だけでは追い込み方が足りない。
A 自社内で育成
B 社外から募集 ◎
社内、社外を問わず、最も適した人を選抜するための最大限の努力をする。
後継者の使命 年平均17%成長 10年で5倍。ざっくり年率2割成長。
2010年 2.5兆円
2020年 10 兆円
2030年 50 兆円
2040年 200 兆円
情報革命で人々を幸せにすることが本質の本質。
A 踏襲する ◎
B 踏襲しない
9割は踏襲してほしい。
習慣や習わしは無視していいが、本質の本質は9割踏襲してほしい。
以上。
]]>最近流れ始めたのがこれ。
>> 「家族の絆・お弁当メール篇」
(出演:水島かおり)
中学生の息子がいる母親が、
「お弁当は、一方的なメールみたいなもの」
と、毎日お弁当を作る。
でも、「息子からの返信はなくても続けられた」
それは「お弁当はいつだって、空っぽになって返ってきたから」
そしてあっという間に3年が過ぎ、最後のお弁当の空箱に、
「ありがとう、って ずっと言えなくて ごめんなさい。」
と、息子のメモが入っていた。
このCMは、土曜の朝に放送している「食彩の王国」の間で流れる。
番組のナレーションを薬師丸ひろ子さんが務めているので、
その流れもあってか、引き込まれてしまう。
水島かおりさんの、力の抜けた演技も良い。
つい、中学時代の自分を思い返してしまった。
ちょっと前まで流れていたのがこれ。
>> 「家族の絆・お父さんのチャーハン篇」
(出演:初音映莉子 きたろう)
「お父さんのチャーハンが食べたい」
結婚式の3日前、娘が、父親の前でそう言って涙を浮かべている。
お父さんのチャーハンは、母がいないときに出てくるやつで、
ぼそぼそしていて、隠し味のソースも隠れていない。
「うまいか?」と聞いてくるが、私は答えない。
慣れない料理、慣れない2人きり。
高校生になって外食も増え、チャーハンを食べることもなくなったが、
結婚式の3日前、突然食べたくなった。
「うまいか?」・・・「うまい」
・・・あと、ありがとう。
初音映莉子の言葉数の少ない娘の姿と、
きたろうの不器用でやさしい父親の姿が何とも言えない。
昔流れてたのがこれ。
>> 「家族の絆・山菜の味篇」(出演:北浦愛) ※オリジナルは配信終了
「なにこれ、おいしい」
おばあちゃんはその言葉を覚えていてくれて、
毎年山菜の煮物を作って待っててくれていた。
次第に忙しくなって、会うのが何年かぶりになって、
それでもおばあちゃんはいつも待っていてくれて、
「おばあちゃんね、最近ね、いろんなこと忘れちゃうのよ」
と言われても、実感がわかなくて。
「おばあちゃん」「こんにちは」
名前を呼んでくれなくて、はじめてショックを受けた。
・・・「こんにちは」
でも、おばあちゃんは、
「これ、食べますか?」って、あの煮物をすすめてくれた。
「大丈夫、おばあちゃん。私が忘れない。」
北浦愛のあどけないナレーションが心を打つ。
こういうのに涙してしまうのは、
歳をとったってことなんですかね。
一応説明しておくと、富士急ハイランドコニファーフォレストはフジファブリックの志村が15歳の時に音楽を目指すきっかけを作った、奥田民生のライブが行われた場所で、志村にとって長年の目標だったライブがついに実現するはずだった。
ところが、ライブの開催を待たずして、2009年12月24日に志村が急逝。
バンドはニューアルバムの制作中だったが、アルバム制作はおろか、ライブの開催やバンドの存続そのものが危ぶまれた。しかし、志村の意志を貫くというバンドメンバーの強い意志でバンドの継続が決まり、フジファブリックとゆかりのあるアーティストを迎えて演奏するというかたちで、ライブの開催が実現された。
当日のセットリストはこちらを参照。
まず最初に奥田民生が出てきてジーンときた。歌ったのは「桜の季節」。
まるで民生の曲じゃないかと思うくらいはまってた。
志村の作る曲は、節回しやアレンジ、歌い方など、かなりいろんなところに奥田民生の影響が見える。
それだけに、奥田民生が歌うとあまりにそのままで、込み上げてくるものがあった。
他にも豪華なアーティストが顔を揃えた。
どのアーティストからもフジファブリックへの愛が伝わってきて、とても充実した内容だった。
個人的には、中でも、メレンゲのクボケンジ、TRICERATOPSの和田唱のプレイに感銘を受けた。
クボケンジが歌ったのは「バウムクーヘン」と「赤黄色の金木犀」。
クボケンジと志村は、互いに「バンドメンバー以外の唯一の親友」と認めている仲で、同じマンションに住んでいた。
そのためか、この日のゲストアーティストの中では、最も志村の世界観を深く理解し忠実に表現しているように聴こえた。
ボーカル自体は未熟さを感じるが、それよりも、志村の世界に引きずり込まれるような不思議な魅力が勝っていた。
フジファブリックのバンドメンバーは既に3人で活動を続けていくことを表明しているが、もし機会があれば、クボケンジをボーカルに迎えてもいいのではないかと思ったほどだ。
TRICERATOPSの和田唱は「Strawberry Shortcakes」と「陽炎」を歌った。
彼は、本当にフジファブリックが好きなんだと伝わってきた。
とくに「陽炎」はやばい。彼は歌い始める前に「僕の大好きな曲」と言ったが、僕もこの曲が一番好きだ。
「陽炎」は、志村の持つ少年のような純粋さ、もろさが、切ない歌詞と美しいメロディーにのった名曲だと思う。
和田唱の歌う「陽炎」は、その世界観を、志村とは対照的な、明るく前向きなボーカルでかつ忠実に再現していた。ちょっと涙が出そうになった。
この人は本当にいいボーカルだな、と思った。
ゲストアーティストの出演が終了すると、アンコールで、ニューアルバム「MUSIC」に収録されている「会いに」を歌った。
ボーカルはギターの山内総一郎。
そして最後にもう一度、奥田民生が出てきて、「茜色の夕日」を歌った。
僕は、普段ライブにはほとんど行かないし、夏フェスのようなイベントにも行ったことがないが、今回のこのライブは、本当にいい内容だった。
僕がフジファブリックを本格的に聴き始めたのは志村が死んでからだが、ここ最近は毎日フジファブリックの曲ばかり聴いていたので、フジフジ富士Qは、僕の中で特別なものに感じられた。実際に足を運ばなかったのが悔やまれる。
このライブでは、フジファブリックの良さを再認識すると同時に、それぞれのゲストアーティストの素晴らしさにもあらためて気付かされた。
志村の死がなければこのようなかたちにはならなかったわけだが、フジフジ富士Qは、日本のロック史に残る、名ライブではなかったかと思う。
ところで、M-ONに一言愚痴を言いたい。
4時間のライブを3時間の枠で放送しなければならない事情はわかるが、なぜ重要な曲ばかり省くのか。
斉藤和義の「笑ってサヨナラ」、藤井フミヤの「若者のすべて」、真心ブラザーズの「線香花火」、くるりの「銀河」。どれもメチャクチャ聴きたくなるのばかりっ!
もう少しやりようがなかったのか、甚だ疑問。
ライブの模様が完全版でDVD化されることを期待するしかないか(これが狙いか...)。
各アクトの内容についてはこちらのブログで詳しく紹介されている。
>> フジフジ富士Q!
ゲストアーティストとフジファブリックの関係については以下のサイトを参照。
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