高校生のときにこの本と出会い、感銘を受けた。
ピカソと同時代を共にしキュービスムを牽引した画家が、
病床で記した言葉が並べられている。
すべてノートに書き写し、重要だと思われる言葉や、
共感する言葉、心に刻みたい言葉に赤線を引いた。
以来、書き写したものを自分の持ち歩くファイルに入れ、
肌身離さず持ち歩くようにしていた。
でも気付くと、自分の手元から離れていた。
荷物を整理していたら書き写したノートが出てきた。
高校生の自分が線を引いた言葉に刺激を受けた。
その一部を、ここに引用します。
011 熟慮させるだけにとどめ、説得しようとはしないこと。
015 創造したいものを模倣するなかれ。
037 限られた手段が、新しい形を産み、創作へと誘い、独自の様式を作り出す。
079 心惹かれるのは目的ではなく、そこに至るまでの手段である。
103 「わたしはここにいる」と自分にいえる人は少ない。多くの人は自分を過去に探し求め、未に見出そうとする。
122 発見するだけにとどめ、説明しないように心がけること。
168 楽しみを与え、生命を与えるのは、細部である。

